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採択あり!不採択あり! ハラハラひやひやニコニコ委員会は2日間にまたがりました
 第2回定例会 2日間にまたがった健康福祉委員会終わる

老人医療センターと豊島病院の医療充実を求める陳情 
      第2項から第5項まで4項目全会派採択!

 6月12日開かれた第2回定例会 健康福祉委員会には、11本の陳情が出されていました。そのうちの1本が、「老人医療センターと豊島病院の医療充実を求める陳情」でした。
 約1時間半にわたる審議の結果は、第1項目目の都立都営を基本に患者や住民、地元自治体の意見を尊重すること。については継続となりましたが、第2項目目の老人医療センターの改築後700床確保、第3項目目の老人医療センターは急性期に集中せず回復期も重点医療とすること、第4項目目の豊島病院の450床全面開設、第5項目目の豊島病院で休止中になっている産科、未熟児・新生児救急センター(NICU・GCU)を再開し継続すること、以上4項目については、全会派で採択されました。
 25日の最終本会議で東京都に対して意見書が採択されて出される予定です。
 雨にも負けず、老人医療センター・養育院前で繰り広げられたロングラン宣伝で署名を集めるのに必死でがんばった50名余りの地域住民・患者の思いと、傘をさしながら一生懸命署名してくださった患者、その家族、そして地域住民のみなさんのねがいが議会に届いたと思います。
でもまだ第1項目目は「継続」です。地方独立行政法人化や公社化によって、築いてきた医療の水準を後退させないためにも、まだまだがんばっていかなければと痛感しています。
 そういえば・・委員会は終わっても、今日、議会事務局に2668筆の署名が届きました。すごいですね。



「後期高齢者医療制度の廃止を求める国への意見書を提出」
   を求める陳情は自民・公明に予って「不採択」に

 1日で終わらなかった健康福祉委員会は、残った陳情審議については、16日の月曜日に行われました。6本残っていましたが、そのうち5本はすべて「後期高齢者医療制度の廃止を求める国への意見書提出を求める陳情」です。多くの傍聴者が見守る中、自民・公明によって「不採択」とされました。
 主な理由は、12日に行われた政府与党による「見直し」により、これまでとなんら変わらない。また、廃止となると、混乱をきたす。もとの老健では、問題は解決とならない。だったか・・・と記憶していますが、あらためて75歳で線を引いたこと自体の根本的な問題には、なんら応えきれていませんでした。
 また、あらためてこの見直しがなければ板橋区民の対象者86%の人は、これまでの保険料負担より増えることがわかりましたし、この見直しを入れても過半数以上の区民は、やっぱり保険料負担は膨らむことも明らかです。2年ごとの保険料の見直しに対して、自民も公明も引き上げさせない強弁を述べましたが、しっかりとこの言葉に責任を持ってもらわなければと感じました。
 どんな見直しがされても、この法律が作られる根拠となった「病気がちになりやすく、いずれ死を迎える」などを理由として75歳で切り分けたことをもとにできた法律です。見直しでは、この差別を改善することはできません。
 廃止するしかありません。そして、大企業・大資産家からきちんと応分の税金をいただき、大型開発などを優先に使っている税金の使い方を国民の命・暮らし最優先に切り替えることは、もう待ったなしです。
by BunBunMusic | 2008-06-18 17:12 | 健康福祉委員会

命、生きることをなによりも大切に生きたい
by BunBunMusic
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